床での生活が多い日本人にとって、しゃがみ込む、正座をするといった動作は重要ですが、足関節の可動性も十分に得られてこそ遂行できる動作でもあります。また、歩行時には、下腿の前傾が最低10°は必要であると言われていますが、背屈制限によって、膝、股関節へ影響を及ぼすこともあり、二次的障害を惹起しかねず、床面に最初に接する部位として、その可動性は重要であると言えます。可動域の制限因子は何か、それを探ることこそ、治療を行う上でターゲットポイントを絞るために重要であり、そのために各組織の特性を知る必要があります。さらに、それらを確実に遂行するための触診技術、また、ときにはエコーを中心とした画像による補助的所見も参考に、治療方法を選択することが可動域を獲得するために重要です。

 本講義では、外傷を題材に、基本的な拘縮の考え方と評価の仕方、足関節周辺軟部組織の特性からみた拘縮評価と治療方法について、触診も含め講義、実技を行います。

 

<内容>

1.足関節周辺の機能解剖

2.外傷後の運動療法の基本的な考え方:修復過程を考慮して

 

3.拘縮の評価と治療方法



[日程]

2017年11月19日(日)

10:00〜16:00

 

[会場]

刈谷市総合文化センター 中央生涯学習センター405406

 

[受講費]

早割→  9,720円 (税込み)

※今回は早割価格のみの料金となります。

 

[定員]

40名(先着順)



 

中宿 伸哉(なかじゅく しんや)先生

【職歴】

 医療法人 慈和会 吉田整形外科病院 リハビリテーション科 科長

 

 【学歴】

2000年 平成医療専門学校 理学療法学科 卒

2017年 中京大学大学院体育学研究科健康科学系修士課程 卒 

 

 

【所属学会】

整形外科リハビリテーション学会 理事  認定指導AA

日本仙腸関節研究会 リハビリテーション部会 代表

日本足の外科学会 準会員

日本靴医学会 準会員

日本義肢装具学会 会員

日本肩関節学会 準会員 

日本股関節学会 準会員

 

【著書】

・関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション上肢・体幹・下肢

・極める変形性膝関節症の理学療法

 

【雑誌】

・スポーツ障害に対する理学療法ー下腿ー 文光堂 2015

・スポーツ外傷・障害の画像評価ー下肢スポーツ障害におけるエコー画像の評価と理学療法

臨床スポーツ医学 文光堂 2014

・スポーツ障害理学療法ガイド 考え方と疾患別アプローチーアキレス腱付着部障害及び足底腱膜炎に対するインソール 臨床スポーツ医学 文光堂 2014

・肘関節の障害に対する理学療法の実際 メディカルプレス 理学療法 2013

 

 



【申し込み方法】

左図をクリックして、お申込み手続きを行って下さい。

※振込の際、振込名義の前に必ず【1119】と入力してください。

※先着順とさせていただきます。

 

【注意事項】

※管理の関係上、必ず上記のフォームメールよりお申し込みをお願い致します。

※お申し込み後、振込先の案内メールをお送り致します。

※お申し込みから10日以内に振込みをお願い致します。

10日以内にお振り込みがない場合は自動キャンセルとさせて頂きます。

※振込みをこちらで確認しましたら、参加決定とさせて頂きます。

※講習中にHP資料用の撮影をさせて頂きますのでご理解ください。

※講習中での個人での録音・撮影等はご遠慮ください。

※講習会資料の著作権は、講師の先生に帰属しますので資料の複製・加工及びインターネット上へのアップロード等を厳禁とさせて頂きます。

※当団体の講習会では、スタッフも勉強会に参加し皆さんと一緒に勉強させて頂いております。スタッフとして、講習中はできる限り皆さんのサポートをさせて頂きますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

※領収書は基本的に個人名でお渡ししておりますが、病院名での受け取りを希望される方は事務局までお申し付けください。
※講習会中での実技などによる事故、怪我については責任を負いかねます。
※その他、講習会に関するご質問・ご意見はすべて事務局までご連絡いただけますよう宜しくお願い致します。

※緊急時以外、個人に直接のご連絡はお控えください。

 

【キャンセルポリシー】

①お振込み完了と同時にキャンセルポリシー契約発生とします。

②当日の欠席やセミナーキャンセルなどいかなる理由があろうと受講料の返金は致しかねます。(ただし、代理出席は可能ですので、その際はご連絡下さい。)

③第2種感染症(インフルエンザ、流行性耳下腺炎など)に感染し欠席される場合は、証明書の提示等の手続きが完了次第、返金する場合がございます。

④ご返金は振り込みにて行います。

※振込手数料は受講者様のご負担とさせていただきます。

 

以上の事項をご了承頂いた上で、お申し込みください。

何かご不明な点がございましたら、事務局までお気軽にお問い合わせください。