私は臨床において筋膜・入谷式インソール・運動療法の概念を用いて施術を行っている。対象者にとってどの観点からアプローチするのが最も効果的なのかを評価し、臨床推論を組み立て、検証を行い、最適な介入方法を探る。
 アライメントの問題、局所的な筋膜の問題、全身の筋膜のつながりの問題、足部からの問題、筋力や運動戦略の問題がクライアントの中で複雑に絡み合う。私たちの仕事はその中でも優先順位をハッキリさせ、「最適解」を導くことである。その見つけ方やその介入方法にはたくさんの方法があり、正解・不正解はない。ただ ゴールは同 じであり、クライアントにとっての「最適解」である。
 このセミナーでは身体運動戦略を再構築するために私が行う筋膜・入谷式インソール・運動療法の概念を用いた選択肢の幾つかを説明したい。
 
【key word】
施術の優先度の選択、筋膜、インソール、運動療法
 
【outline】
1筋膜とは
2インソールの概念
3運動療法のポイント
4最適解の見つけ方
 
【到達目標】
その人の問題点をハッキリさせ、施術の優先順位を決めることができる。
筋膜やインソール、運動療法の概念を知り、介入方法のポイントを理解する。
 
【参考図書】
・結果の出せる整形外科理学療法-運動連鎖から全身をみる 山口 光國・他
・入谷式足底板 ~基礎編~入谷 誠(足と歩きの研究所所長) (著),
人体の張力ネットワーク 膜・筋膜―最新知見と治療アプローチ Robert Schleip (著), 竹井 仁 (翻訳)
 
【事前課題】
ご自身の臨床推論の組み立て方を再度考察してみてください。

[日程]

2017年11月12日(日)

10:00〜16:00

 

[会場]

産業振興センター 504会議室

 

[受講費]

通常→ 11.880円 (税込み)

早割→  9.720円 (税込み)[10月12日迄に申し込みの方]

 

[定員]

40名(先着順)



 

唐澤 幹男(からさわ みきお)先生

理学療法士
トータルボディメイク代表 https://totalbodymake.com
TBM Education代表  http://tbm-education.com
出身大学:
 茨城県立医療大学(平成14年入学 平成18年卒業)
 茨城県立医療大学大学院(平成24年入学 平成26年卒業)
取得資格:
 理学療法士免許(平成18年)
 ヨガインストラクターRYT200コース修了(平成21年)
 入谷式足底板上級コース修了(平成21年)
 保健医療学 修士号取得(平成26年)
 筋膜マニピュレーションLevel1,Level2修了(平成28年)
 Fascial Dissection Course in Arizona 修了(平成29年) 
 
その他経歴:
 平成19~22年筑波大学ハンドボール部トレーナー
現在の職務:
   東京リハビリテーション専門学校非常勤講師
   人間総合科学大学非常勤講師
書籍:
部分執筆 
 ブラッシュアップ理学療法. 三輪書店, 東京, 2012
 バイオメカニクスと動作分析 エキスパート理学療法1 ヒューマンプレス、東京、2016
    臨床実践 足部・足関節の理学療法、文光堂、東京、2017
論文:
 男子車椅子バスケットボール日本代表選手におけるWUSPIについて:日本障害者スポーツ学会誌(22)
 101-103 2013年12月
学会発表等:
 有痛性分裂膝蓋骨術後に対する理学療法の経験 ~外側広筋切離術を行った1症例~
 第10回茨城県理学療法士学会 2006
 3度の転倒・骨折経験をもつ左大腿骨転子部骨折の症例~姿勢制御に着目した理学療法~
 第11回茨城県理学療法士学会 2007
 右大腿骨転子部骨折後, 保存療法にて歩行困難になった症例 ~体幹機能に着目して~
 第13回茨城県理学療法士学会 2009
 臥位骨盤アライメントの違いによる側腹筋の筋厚について:超音波画像解析を用いて
 日本理学療法学術大会 2010
 体幹傾斜がサイドランジ時の膝関節に与える力学的影響
 第32回関東甲信越ブロック理学療法士学会 2013
 脊髄損傷者の肩関節痛・WUSPIにおける車椅子バスケットボールによる影響
 第24回日本臨床スポーツ医学会学術集会
 大学院修士
修士論文テーマ:
 MRI(磁気共鳴画像)による骨盤前後傾運動の解析 
 
茨城県立医療大学を卒業後、つくば市内の総合病院で9年間理学療法士として急性期、回復期、慢性期、外来、スポーツ外来で実績を積んだのち、2015年にトータルボディメイクを起業。 
現在までに、延べ患者数22000人の治療、インソールを2000足以上を作製。
2007年から 2010年まで筑波大学ハンドボール部トレーナーを兼務し、関東リーグ優勝、インカレ準優勝をサポート。 
また 2014年には骨盤と腰椎の研究にて茨城県立医療大学大学院を卒業し、保健医療学修士を取得。 
 
理学療法士、ヨガインストラクターを対象に治療法や解剖学などのセミナーを年間50本以上、受講者は年間1500人を超える。


【申し込み方法】

左図をクリックして、お申込み手続きを行って下さい。

※振込の際、振込名義の前に必ず【1112】と入力してください。

※先着順とさせていただきます。

 

【注意事項】

※管理の関係上、必ず上記のフォームメールよりお申し込みをお願い致します。

※お申し込み後、振込先の案内メールをお送り致します。

※お申し込みから10日以内に振込みをお願い致します。

10日以内にお振り込みがない場合は自動キャンセルとさせて頂きます。

※振込みをこちらで確認しましたら、参加決定とさせて頂きます。

※講習中にHP資料用の撮影をさせて頂きますのでご理解ください。

※講習中での個人での録音・撮影等はご遠慮ください。

※講習会資料の著作権は、講師の先生に帰属しますので資料の複製・加工及びインターネット上へのアップロード等を厳禁とさせて頂きます。

※当団体の講習会では、スタッフも勉強会に参加し皆さんと一緒に勉強させて頂いております。スタッフとして、講習中はできる限り皆さんのサポートをさせて頂きますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

※領収書は基本的に個人名でお渡ししておりますが、病院名での受け取りを希望される方は事務局までお申し付けください。
※講習会中での実技などによる事故、怪我については責任を負いかねます。
※その他、講習会に関するご質問・ご意見はすべて事務局までご連絡いただけますよう宜しくお願い致します。

※緊急時以外、個人に直接のご連絡はお控えください。

 

【キャンセルポリシー】

①お振込み完了と同時にキャンセルポリシー契約発生とします。

②当日の欠席やセミナーキャンセルなどいかなる理由があろうと受講料の返金は致しかねます。(ただし、代理出席は可能ですので、その際はご連絡下さい。)

③第2種感染症(インフルエンザ、流行性耳下腺炎など)に感染し欠席される場合は、証明書の提示等の手続きが完了次第、返金する場合がございます。

④ご返金は振り込みにて行います。

※振込手数料は受講者様のご負担とさせていただきます。

 

以上の事項をご了承頂いた上で、お申し込みください。

何かご不明な点がございましたら、事務局までお気軽にお問い合わせください。