【開催日】
24年5月13日(日)
【講義演題】
頸椎の機能解剖と理学療法(基礎と応用)
【講師】
上田 泰久 先生(文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科)
〈学位〉修士(保健医療学)
〈専門分野〉頚椎の理学療法
〈研究課題〉■ 頚椎の運動解析
■ 姿勢と頚椎の関連性
■ 頚椎の機能解剖から考えた治療の考案
〈著書〉 ■外来整形外科のための退行変性疾患の理学療法,医歯薬出版p91-105,2010
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〈論文〉 ■頭頚部の運動解析-姿勢変化に伴う頚椎運動-,国際医療福祉大学大学院 修士論文,2007
■上半身質量中心位置の変化と頚椎の回旋可動域の関連性,文京学院大学保健医療技術学部紀要第3巻,1-6,2010
【講習会の概要】
1.頸椎の機能解剖
下位頸椎が障害されやすい理由について,
解剖学的な特性・運動学的な特性から解説します。
2.末梢神経の触診と絞扼部位
頸部痛や上肢痛には末梢神経の絞扼症状が潜んでいる
ことが数多くあります。その際,治療のポイントになる
のが絞扼部位を触診して確認できることです。
これらの技術を習得できるように解説します。
3.脊柱の回旋障害の評価と治療
頸部痛や上肢痛を有する場合,下位頸椎が過剰に動くタイプ
と上位頸椎が過剰に動くタイプに分けることができます。
これらの評価をもとに,脊柱全体から頸椎の運動機能を
再構築するための評価と治療を解説します。
【時間(予定)】
10:00~16:00 (休憩12:00~13:00)
【場所】