苦手な画像を3日でマスター
「脳画像の臨床活用」は初級編、中級編、応用編の3回に渡る研修会企画です。
3回の研修会を通じて、脳画像情報から自ら臨床推論し、その可能性について討議できるようになることを目標とします。
脳画像の臨床活用~初級編~
初級編では、なぜ画像情報を活用することで評価と治療プログラムの精度が上がるのか?その概念について解説し、画像を活用する上で必要不可欠な基本的な脳解剖を整理します。
さらに、その脳解剖を臨床で眼にする事が多い水平断面の画像でみた場合にどのようにみえるのかを解説します。
また、CT、MRIといった各種画像の特徴や脳卒中病変みえかた、また、その病変の時間経過に伴う変化について解説します。
後の中級編、応用編を理解するために不可欠な情報を提供するための初学者向けの研修会です。全くの初学者でも理解できる程度の解剖学であり、特に各葉の機能を中心に紹介します。
基礎的な脳解剖学をじっくりと整理して、画像を活用するための基礎中の基礎を習得することを目的とした研修会となります。
脳画像の臨床活用~中級編~
中級編では初級編で抑えた基本的な各葉の機能と連絡を神経線維から考えます。神経線維の走行と各種の症状の出現との関与を解説します。脳の白質を中心に講義を構成し、どのような神経線維がどの部位を通過しているのか、どの脳領域とどの脳領域が連絡しているのかを把握します。三次元的に神経線維の走行を解説し、その神経線維が臨床でよく眼にする水平断面上でどの領域をどの方向に走行するのかを解説します。
三次元的に脳の構造を理解できることを目標とします。そして、脳血管の走行と栄養している領域を把握します。
虚血性疾患であれば栄養領域の知識があれば、虚血性疾患の症状をより理解できるようになります。
脳画像の臨床活用~応用編~
応用編では、初級編と中級編で習得した知識を基に、この領域に損傷が生じた場合、どのような症状が出現するのか、それを自身で考察できるようになることを目標とします。画像をみて、どのような症状を呈するのか、あるいは、その症状の予後をどのように考えるのか、その点についてグループ討議を通じて発表する参加型の研修会を予定しています。
応用編の実習の体験を経て、臨床で脳画像情報を活用できるようになることを目標とします。
※本セミナーは3部構成で進め、脳画像をマスターするために作られたコンテンツとなっています。
[日程]
2016年3月6日(日)、4月17日(日)、5月22日(日)
10:00〜16:00
[会場]
※3月6日のみPARM-CITY131 5A
(地下鉄南北線「広瀬通駅」出口から徒歩3分)
※4月17日(日)東京エレクトロンホール宮城401号室となります。
※5月22日(日)東京エレクトロンホール宮城603号室となります。
(「勾当台公園駅」公園2出口より300m )
[受講費]
28.000円 (税込み)
※3日間のパック料金になっております。
単発受講はありませんので、ご注意お願い致します。
[定員]
35名(先着順)
阿部浩明(あべ ひろあき)先生
昨年度の開催の様子はコチラ
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過去開催の様子はコチラ
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【講師紹介】
勤務先:広南病院リハビリテーション科
役職:総括主任
最終学歴:東北大学大学院医学系研究科終了(医学博士)
資格:
神経系専門理学療法士、認定理学療法士(脳卒中)、呼吸療法認定士 など
職歴:
平成9年KKR宮城野分院
平成15年東北文化学園大学医療福祉学部
平成17年広南病院(現在に至る)
教育歴:
東北大学大学院肢体不自由学分野 非常勤講師
仙台青葉(せいよう)短期大学 非常勤講師
仙台保健福祉専門学校 非常勤講師
など
主な著書:
運動療法学第二版 分担執筆
標準理学療法学 神経理学療法学 編集協力・分担執筆
脳卒中理学療法の理論と技術 分担執筆
など
賞罰:
平成20年 第43回日本理学療法学術大会 大会長賞
平成21年 第18回日本意識障害学会 会長賞
平成24年 第33回東北脳血管障害研究会 医学奨励賞(中村隆賞)
平成25年 第48回日本理学療法学術大会 最優秀賞
その他の活動:
日本神経理学療法学会運営幹部
雑誌 理学療法学編集委員
雑誌 脳科学とリハビリテーション編集協力委員
雑誌 理学療法の歩み査読委員
※募集定員に達したため、申し込み終了となりました。
【申し込み方法】
左図をクリックして、お申込み手続きを行って下さい。
※振込の際、振込名義の前に必ず【210306】と入力してください。
【注意事項】
※管理の関係上、必ず上記のフォームメールよりお申し込みをお願い致します。
※お申し込み後、振込先の案内メールをお送り致します。
※お申し込みから10日以内に振込みをお願い致します。
※10日以内にお振り込みがない場合は自動キャンセルとさせて頂きます。
※振込みをこちらで確認しましたら、参加決定とさせて頂きます。
※講習中にHP資料用の撮影をさせて頂きますのでご理解ください。
※講習中での個人での録音・撮影等はご遠慮ください。
※講習会資料の著作権は、講師の先生に帰属しますので資料の複製・加工及びインターネット上へのアップロード等を厳禁とさせて頂きます。
※当団体の講習会では、スタッフも勉強会に参加し皆さんと一緒に勉強させて頂いております。スタッフとして、講習中はできる限り皆さんのサポートをさせて頂きますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
※領収書は基本的に個人名でお渡ししておりますが、病院名での受け取りを希望される方は事務局までお申し付けください。
※講習会中での実技などによる事故、怪我については責任を負いかねます。
※その他、講習会に関するご質問・ご意見はすべて事務局までご連絡いただけますよう宜しくお願い致します。
※緊急時以外、個人に直接のご連絡はお控えください。
【キャンセルポリシー】
①お振込み完了と同時にキャンセルポリシー契約発生とします。
②当日の欠席やセミナーキャンセルなどいかなる理由があろうと受講料の返金は致しかねます。ただし、代理出席は可能ですので、その際はご連絡下さい。)
③第2種感染症(インフルエンザ、流行性耳下腺炎など)に感染し欠席される場合は、証明書の提示等の手続きが完了次第、返金する場合がございます。
④ご返金は振り込みにて行います。
※振込手数料は受講者様のご負担とさせていただきます。
以上の事項をご了承頂いた上で、お申し込みください。
何かご不明な点がございましたら、事務局までお気軽にお問い合わせください。